健診の目的、重要性、ご案内
妊婦健診は、お腹の赤ちゃんが健やかに成長しているかどうか、お母さまの体調に問題がないかを確認し、出産に対する不安や疑問を解消する重要な場です。また、超音波検査や4D超音波を通じて、生まれてくる赤ちゃんと対面することで、母親になる自覚や出産への楽しみもより一層大きくなることでしょう。
基本的な健診の流れ
妊婦健診では毎回超音波検査をしています。その中で初期・中期・後期とスクリーニング検査を行い、赤ちゃんが順調に成長しているかどうかを確認しています。また希望者には性別のお伝えもしています。体調や出産に関する不安や疑問は、医師による診察の際にお気軽にお尋ねください。
4D超音波について
4D超音波とは、赤ちゃんを立体的かつ動いている様子を、リアルタイム動画で見ることができる超音波のこと。
15週から出産するまでの間で、お顔や動いている姿を見ることができ、「赤ちゃんへの愛着が強まった」「母親になる実感がわいた」等々、大変ご好評いただいております。
赤ちゃんの体勢や向きによっては4D超音波でお顔が見えない事もございますのでご了承下さい。
※当院に通われている方が妊婦健診時に、4D超音波を行うことができます。
超音波検査について
当院では、妊娠診断後から出産まで定期的に行われる妊婦健診において、必ず超音波による検査を実施。胎児の各部位(BPD、AC、FL)を計測し、計測値より推定体重を算出します。
そこで得られた各計測値や推定体重を該当妊娠数週における基準値と比較し、胎児の発育状態を評価しています。
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BPD:児頭大横幅経
頭の大きさ(幅)を計測します。
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AC:腹部腹囲長
胃胞が見える腹部の断面を出し、その周囲の長さを計測します。
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FL:大腿骨長
大腿骨の長さを計測します。